the pillows(ほぼ)全アルバム主観的レビュー

1st: MOON GOLD

あんま印象ねえな……。

2nd: WHITE INCARNATION

あんま印象ねえな(2)……。
サリバンになりたいは後のベストアルバム(Rock stock&too smoking the pillows)、
ぼくらのハレー彗星はセルフカバーアルバムで再録される。

3rd: KOOL SPICE

初代ベーシストが抜けてもがいてる時期で、色々なことをやろうとしている感じ。
この頃はジャズやソウルなどの要素を取り入れつつポップな歌ものになっているので意外と好き。売れてないけど。 モノクロームラバーズとNAKED SHUFFLEが出色。

4th: LIVING FIELD

3rdの流れを引き継いでいるようなアルバム。 1曲め『エンゼルフィッシュ』のように、より浮遊感の増した捉えどころのない曲が増えたかも。 より売れることを意識し、『ガールフレンド』はタイアップが付いてシングルカットまでされるもセールス的に不発、
次のシングル『Tiny Boat』も思ったように売れなかったためメンバーたちは失意に沈むこととなる。

5th: Please Mr. Lostman

曰く「山中さわおから音楽界への遺書」こと『ストレンジカメレオン』が収録されたアルバム。
「セールスを意識せずに好きなことをやって売れなかったら仕方ない」というある意味捨て身の意識で作られたらしく、
音作りも今までより太く・歪んでいるのがわかる。 名曲『ストレンジカメレオン』はもちろんのこと、『TRIP DANCER』や『Please Mr. Lostman』など
今でも代表曲となるような曲が多数収録されている良アルバム。
個人的には『Swanky Street』がいちばん好き。the pillows全曲の中でも五指に入るかもしれない。

6th: LITTLE BUSTERS

完全に音が変わってここからオルタナ期に本格突入って感じ。
あとさわおの声がそもそもめちゃくちゃ太くなっている。
このアルバムをキャリアハイに上げる人も多いのでは(僕はそうは思いませんが……)。
大名曲『ハイブリッドレインボウ』をはじめ、
ひねくれ者たちのアンセム『Blues Drive Monster』、ひねくれ者たちの理想彼女アンセム『パトリシア』、
その他『アナザーモーニング』『ONE LIFE』『LITTLE BUSTERS』など名曲が勢揃い。

7th: RUNNERS HIGH

キャリアハイ候補2。 勢いのあるアンセム『RUNNERS HIGH』をはじめ、 よりイケイケ感が増している感じ。
いい波乗ってんね~!

8th: HAPPY BIVOUAC

キャリアハイ候補3。アルバムとしてはいちばん好きかも。
気の抜けた曲というか、いわゆる「ひねくれポップ」みたいな曲が増えていい感じ。
ツインギターとしての作曲をより意識しはじめたらしく、絡み合いが気持ちいいものが多い。
あの名曲『Funny Bunny』も入ってます。

9th: Smile

影薄いよね~~!初めて買ったアルバムだけど。
これといった推し曲もなくイマイチ印象の弱めなアルバム。
聴いてれば好きになってくるスルメアルバム、って言おうとしたけど大体そうか。
『この世の果てまで』は3拍子でスケールの大きな素晴らしいロックバラード。

10th: Thank you, my twilight

キャリアハイ候補4。
とにかくギターの歪みが気持ちいい!このアルバムもいちばん好き。
『Thank you, my twilight』の静と動、『バビロン天使の詩』のひねくれとポップさのバランス、
『ビスケットハンマー』『ROBOTMAN』の疾走感がありつつ暗い世界観、
『白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター』の夏を表現するギター……。
捨て曲ないんじゃないか?というほどの名盤。初めて聴くならここからかも。

11th: PENALTY LIFE

このアルバムも印象薄いよなあ。いいアルバムなんだけど。
全体的に暗めだしなんかやさぐれてるんだけど、ロックとしてのクオリティは保証します。
1曲め『Dead Stock Paradise』2曲め『ロンサムダイヤモンド』として、
リフ主体のロックミュージックで低く入る感じが最高にクール。
そしてさわお節全開のちょっとブッ飛んだヒロイン『I Know You』の圧倒的ポップさ。Cool。

12th: GOOD DREAMS

印象薄い界の中では濃い方。
特にthe pillowsにしか作れないアルバムって感じがする。
少し世界観が狭いのがあまり認知されていない原因かなあ。

13th: MY FOOT

キャリアハイ。すごいアルバム。好きかどうかは別として初めて聴くなら間違いなくこれだわ。
これでハマんなかったら『Thank you, my twilight』も聴いてみて。
曲調のバリエーション多彩、全曲捨て曲なし。
『空中レジスター』はおれが初めて聴いて「こんなにバカみたいな曲あっていいのか!」と衝撃を受けた曲。
そこからthe pillowsを聴きはじめたしバンドも始めた。最高。文句なし。

14th: Wake up! Wake up! Wake up!

キングレコードからavexに移籍して初めてのアルバム。
ギターの音が(言ってしまえば)汚い歪みからスッキリとした歪みに変わってきてるよね。
個人的には嫌いじゃないけど好きでもない。でもなんだかんだアルバム単位では聴いてる方。
『プライベートキングダム』のさわお特有の世界観・箱庭感が狂おしいほど好きだ~~。

15th: PIED PIPER

『Wake up! Wake up! Wake up!』の流れを汲むアルバムで、ウェイカッよりは好き。
『Tokyo Bambi』『Ladybird girl』あたりはけっこう一般ウケもいいですよね。分かりやすくいい曲。
PIED PIPER』Aメロの変態的な譜割りもあり、ポップとおもしろさがいい塩梅で同居しているアルバム。

16th: OOPARTS

そんなに好きじゃない。昔に戻ろう!という試みが空回りしている感じがする。
初めて聴いた時「良いな」と思えるところがあまりに少なくてビックリした。
『雨上がりに見た幻』は『ハイブリッドレインボウ』へのアンサーソングみたいな立ち位置だけど、
「あー過去と絡めて今の価値を上げる戦略ね……」みたいな。曲としては普通。

17th: HORN AGAIN

『OOPARTS』と系統的に近いアルバムかな?『OOPARTS』よりは好き。
『OOPARTS』よりアレンジの凝った曲が多く、オルタナティブロックをやってやろう!という気概が感じられて
聴いていて面白い。
『Give me up!』『Biography』の変なリフ、『Movement』のジャズ感を取り戻しつつ爽やかな感触。
the pillowsはこうだ!」という先入観なく聴くと
「普通にかっこいいじゃん!」と思えるかもしれないので、 ぜひ試してみてください。

18th: TRIAL

いい(とされるであろう)曲もたくさんあるんだけど個人的にはあまり印象がない。
アニメ『SKET DANCE』OP、『Comic Sonic』も入ってます。

19th: ムーンダスト

最近の中では結構好きなアルバム。 『都会のアリス』『About A Rock’n’Roll Band』あたりいい曲で「おお!いけるやん!」と思った。
ただ、この辺からさわお
オルタナロックが好きなのはメンバーの中で自分だけだから、もっとストレートなロックをやった方がいいかも……」
と気付きはじめて曲の系統が昔とはかなり変わってきているので、
「昔ほどの衝撃はもう得られないんだろうなあ」と諦念も抱えながらハードルを下げて聴いているところもある。
まあメンバーみんなオッサンやししゃーないね。

20th: STROLL AND ROLL

16年くらい一緒にやってきたベース・鈴木淳が素行不良により脱退。
1回しか聴いてないので印象なし。

21th: NOOK IN THE BRAIN

印象なし。

22th: REBROADCAST

印象なし。
『ニンゲンドモ』では今までほとんど曲で聴いたことのなかったさわおの思想が爆発していて、
the pillowsの曲にそこまで現実に根差した視点を入れてほしくない!あの頃はもう戻ってこない!」と強く思った。
次アルバム出ても、一応チェックはするけど流し聴き程度だと思う。

以上。

まとめ

最近のアルバム聴いてないなあ。
the pillows入門なら『MY FOOT』か『Thank you, my twilight』から。