シャトルランに代わる最強のシャトル〇〇を探す

こんにちは。PARTY KIDWELLです。
PARTY / KID / WELL というポジティブ3単語を冠したトチ狂った名前でインターネットに存在しています。

突然ですが、みなさんは「スポーツテスト」を覚えていますか?
(スポーツテスト・おぼえていますか ← 『愛・おぼえていますか』に似てますね)

ボール投げや長座体前屈などの軽い運動から、反復横跳びや50m走などの体力が問われるものまで、まさにあらゆる身体能力を測られる機会でした。

そんなスポーツテストについて思い出す時に、みなさんが共通して抱く感情があるはずです。

それは……

これです。

というか、そもそも名前に「シャトル」が付いた運動ってシャトルランしか知らないけど、シャトルランが本当にいちばん素晴らしいシャトルなのか?
僕たちが知らないだけで、世の中にはもっと楽しかったり、もっと効果的に体力を測定できるシャトルがあるのではないでしょうか。

つまり……

明日は実際に野外に出向いて、シャトルランに代わるシャトル〇〇を検証していきたいと思います!

 

 

シャトル〇〇検証当日


死ぬほど寝坊しました。

朝8時に公園に集まって撮影を開始する予定だったのですが、起床したらもう9時くらいだったんです。
いや、まあ、準備とかしてたんで。この撮影の。そこは偉いところなんで。そこは褒めてほしいんですけど。
それが朝の5時くらいまでかかって、「これ、大丈夫かなー?」とは思ってたんですけど。
あの、はい。


すみませんでした。

 


というわけで、ここが今日のパーティ会場ね!PARTY KIDWELLです。
中高時代は陸上部の幽霊部員だったので、運動には自信があるともないとも言えます。

今回はこの公園で、シャトルランに代わる新しいシャトル〇〇を発見していきたいと思います。

なお、1人でシャトルをやり続けるのは孤独な戦いすぎるので、運動要員として友人の飛び火さんにも来ていただきました。


めちゃくちゃ運動する格好で来てるね。

 

今回の登場人物

運動神経は悪くないがスタミナがない。

根性には自信があるが身体操作が苦手。

運動が苦手。今回は撮影係として参加。

 

シャトルスポーツテスト

それでは、実際にシャトル〇〇を検証していきましょう!
今回の種目は、文部科学省が定義する「新スポーツテスト」の種目の、20歳から64歳版をベースとして行います。
具体的にはこんな感じ。

シャトル急歩と20mシャトルランについては、厳密にスポーツテストに準拠するならどちらか1つだけでいいのですが、今回はどちらもやりたいと思います。面白そうなので。
ちなみに、みなさんが学生時代に経験したであろう12歳から19歳版のスポーツテストでは、ここに50m走とハンドボール投げが追加され、また急歩ではなく持久走が選択可能となっています。

シャトルランの音源はこちらのサイトからお借りしました。

 

さあ、まずは比較対象として、そして当時の記憶を呼び起こすために、ベーシックなシャトルランから始めていきましょう!


20mって意外と長いな

 


位置について……よーい

 


ドン!

 


スターッ

 

「なんか、初回から意外と余裕ないかも!」

 


ピタッ

 


サーッ

 

「やばいやばいやばい!」

 

シャトルラン、恐ろしいことに、最初のタイム設定でも別に楽勝ではないということが発覚しました。
学生時代ならいざ知らず、運動をめっきりしなくなった28歳の身体でいきなり走り出すには厳しい競技だったのかもしれません。

 


…とは言いつつ、十数回も走るとなんとなくシャトルランの感覚を掴んできたような気がします。
なんだ、意外とやれるもんだな。

 


あっ

 


残念ながら飛び火さんは21回目で脱落となりました。

 

一方のPARTYはというと、疲れこそ見えますがまだ余裕はあります。


こういう風刺画?

 

 


そして、シャトルランも40回を超えた頃。
だいぶ疲れが目に見えてきました。

 


あっ

 


ああ!!

 


恥ずかしい!!

 

「空が広い……」

この日はあいにくの曇り空でしたが、それでも自分のちっぽけさと体力の低下を実感するには十分でした。

シャトルランの結果は44回。
なお、25歳-29歳男子のシャトルラン回数の平均は、66.67回だそうです。

嘘だろ!?

なんにせよ、自分の体力の低下を実感しました。
これからは定期的に運動したいと思います。

 

さて、スタンダードなシャトルランをやって自分の現状が分かったので、次は色々なシャトルを試してみましょう。

まずは、シャトル上体起こしから。
スポーツテストの上体起こしは30秒間で何回上体起こしができるかを測定しますが、シャトル上体起こしではどんどん間隔が短くなる上体起こしを限界が来るまで行います。

なお、通常のシャトルラン音源だとインターバルが長すぎて競技にならない可能性があるので、今回は2倍速の音源を作成してシャトル上体起こしを行いました。


やるぞ〜

 


フンッ

「あ、2倍速でも全然余裕かもしれない」

 

「あー、なるほどなるほど」

 

「余裕じゃないね!!」

 


バタッ

 

「空広れー」
「また空見てるじゃんこいつ」

 

大人になってから、こんなに空の広さを実感した日はありません。

結果は45回。
シャトル上体起こしの比較対象がどこにもないので分かりませんが、少ない気がします。どうでしょうか?
ぜひみなさんもやってみて、結果を教えてください。俺とバトルしましょう。

 


なお、飛び火さんの結果は28回でした。

「空が眩しくて……見れない……」
「なんか悪いことしたの?」

 

 

続いては、シャトル長座体前屈
本来なら前屈がどれくらいできるかをcm単位で測りますが、今回はつま先に指先がついたら1回と数えることにします。
シャトルにカウントの簡略化は不可欠なのです。

なお、今回もシャトル音源は2倍速のもので行いました。


やるぞ〜

 


ギュッ

 

「あー今回は余裕っぽい」
「逆に足の筋が伸びてきてるかも」

 

「これ、やればやるほど余裕になっていくね」

 

というわけで、一向に失敗する気配がありません。

シャトル長座体前屈は168回で完走!
脱落なしで最後までやり切ることができましたし、体のどこにも効いている感じがありませんでした。
シャトル長座体前屈は、意味がありません。

 

続いては、シャトル反復横跳び。
最初のシャトルランで爆発した足がいくらか復活したところで、もう一度足を爆発させにかかります。

というか、学生の頃はこんな破壊力のあるカリキュラムを1日で全部やっていたのか?と思うと、思春期の順応性と回復力の高さには改めて舌を巻く思いです。
シャトルスポーツテストは、あの頃の気持ちを取り戻す戦いなのかもしれません。


いくぜ

 


ザッ

 


ザッザッザッザッザッザッ

 

これ、しんどいけど……楽しい!!

シャトル反復横飛び、自分の限界に挑戦するという感じがあって、競技としてかなり楽しいです。

しかし、1つ問題点があるとすれば……

「この地面、雨でちょっと湿ってる土だからめちゃくちゃ滑る!」
「体力とかより足首の消耗が激しいんですけど!」

そう、この日は昼ごろから小雨がぱらつき始めていました。
ぬかるんだ地面は競技者の足を奪い、じわじわと体力を削っていきます。

「あーーーーーーー!!」

 

「滑りたくない!!反復横跳びも、記事も!!」
「うるさ」

「ただ、滑るのが怖いと言いながら、どこかで大ゴケすることを期待している自分もいる」
「もっとうるさいな」

ここで俺が滑れば、この記事はハネる!!

 


ピタッ


「限界です」
「せめて派手に滑って転んで終わってよ」

しょっぱい終わり方でしたが、記録は71回。
多いんじゃないか?どうなんだ?みんなの挑戦をお待ちしています。

 

続いては、反復立ち幅跳び
シャトル反復横跳びが意外と楽しかったので、こちらもいい競技になるのではないでしょうか。期待が高まります。

なお、シャトル反復立ち幅跳びの距離に関しては、20代後半男性のデータのうち下位2.5%を「跳べていない」ものとして扱うことにしました。
つまり、立ち幅跳びの飛距離が173cm以下になった時点で、それは跳べていない扱いとなり、脱落となります。

 

「意外とあるな……」

 

それでは、よーい、ドン!


グッ

 

「オラッ!」

 

えっ、嘘……
ちょっと待って……?


日常系アニメのオープニングじゃない?

 

立ち幅跳びをしたところ、図らずも日常系アニメのオープニングと全く同じになってしまいました。

日常系アニメのオープニングと全く同じになっても失格ではないので、競技を続けます。

 


身体長すぎる
身体が長すぎてしまっても競技は続きます。

 


ザッ

えっ!?

ちょっと待って……

これって……

 


バレーボール!?

 

さっきの日常系アニメは正直やや強引なところもあったかもしれませんが、これは完全にバレーボールではないでしょうか?

完全にバレーボールになってしまっても競技は続きます。

シャトル立ち幅跳び、色々な面白い体勢を引き出してくれるのでオススメです。
運動としても普通に楽しいですし。

 

「無理でした」
「だからもっと派手に終われって」

記録は38回でした。

 

「ちなみに、立ち幅跳びの飛距離を本当に厳密に取ったら9回目で失敗してます」
「うるせぇ!!」

うるさかったです。

 

 

さて、残る種目はあと2つとなります。
足がぶっ壊れる方と、ぶっ壊れない方です。

「次の競技はシャトル急歩です」
「ぶっ壊れるまで走り続ける」
「怖」

 

それでは、シャトル急歩、よーい、ドン!


スタスタスタスタ....

 


スタスタスタスタスタスタスタスタ........(飛び火さんは7回目で死にました)

 

無理だ!!

すみません、もう足が限界です。
限界が早すぎて撮影係も終わりのシーンを撮り逃したので、数年前にサボテンをベッドにぶちまけてしまった時の写真にてシャトル急歩終了の合図と代えさせていただきます。

本当にひどい

結果、シャトル急歩はたったの11回でギブアップという体たらくでした。
ダメージが蓄積していない時にまた挑戦したいですね。

 

それでは、最後にシャトル握力測定をやってシャトルスポーツテストを締めくくりましょう。

シャトルスポーツテストもこれで最後か……」
「当たり前のようにシャトルスポーツテストって言ってるけど、PARTY以外あんましっくりきてないんじゃない?」

 

今これを読んでいるみなさんは、どうですか?「シャトルスポーツテスト」という呼び方について、どの程度しっくり来ていますか?
そして、その記事をPARTYと名乗る男が書いているという事実を、どの程度飲み込めていますか?
もう少しだけお付き合いください。

 

さて、握力については、シャトル前に測ってみたところ両手とも概ね35kg程度だったので、25kgを下回った時点で失格とします。
さっきからルール設定が恣意的すぎるって?俺がルールだ、文句あっか。

まずは左手から。よーい、スタート!


グッ

 


スッ……

 


グッ!スッ!グッ!スッ!グッ!スッ!グッ!スッ!

 

リズムに乗って記録を伸ばしていきますが、限界は徐々に近付いてきます。

 


あっ

 

左手の記録は13回でした。

 

次は右手。よーい、スタート!


グッ!スッ!グッ!スッ!グッ!スッ!グッ!スッ!グッ!スッ!グッ!スッ!グッ!スッ!

 


あっ……

 

右手の記録は24回でした。これが多いのか少ないのか、誰か教えてください。

「なんか、意外と楽しいかも」
「毎日やって腕だけムキムキになりたい」

 

というわけで、全種目終了!
シャトルスポーツテストが終わりました。

「どうでした?」
「色々やったけど、シャトル反復横跳びとシャトル立ち幅跳びは単純に運動として面白かったね」
シャトル握力もけっこう楽しかった!」

「でも、結局シャトルソフトボール投げがいちばん面白かったかも」


シャトルソフトボール投げとは、要するにただのキャッチボールのことです。
ただのキャッチボールはそりゃ面白いわな。

個人的には、シャトル立ち幅跳びが運動していて楽しい上にいい写真が撮れて面白かったです。
みなさんもぜひやってみてはいかがでしょうか?

そして、

「今はまだ大丈夫だけど、明日以降筋肉痛やばいんだろうな……」

 

 

 

シャトルスポーツテストを終えて

シャトルスポーツテストが終わってからの5日間、
アパートの階段をマトモに降りられないほどの太ももの筋肉痛が続きました。

運動は、定期的に、適度な強度で行った方がいい!


まずはシャトル握力から始めて基礎体力をつけます。

それでは、また次のパーティ会場でお会いしましょう。
PARTY KIDWELLでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ふう、なんとか記事を書き終わった……。

それじゃあ最後の仕上げ、"シャトル執筆"といきますか。

これでまた、イチから記事が書ける……。

僕はもうシャトルに病みつきです。それでは。